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12畳以上の大きなカーペットの探し方とおすすめ商品

12畳以上の大きなカーペットの探し方とおすすめ商品

カーペットはクッション性や断熱性に優れた床材。
部屋一面に敷き詰めることで、足元から快適さを演出してくれます。

一方で、大きなサイズのカーペットは商品数が少なく、理想の1枚に出会うまでに苦労することも多いです。

特に12畳を超えるような大型カーペットは、商品探しそのものが難航するかもしれません。

本記事では、オーダーカーペットの専門店が12畳以上の大きなサイズのカーペットの探し方大きなカーペットが見つからないときの解決策について解説いたします。

12畳のお部屋に合うカーペットのサイズは?

12畳のLDKに合うカーペットのサイズ

■部分敷きの場合■

12畳のインテリアにアクセントラグを敷くときは、過ごす場所ごとに敷くことをおすすめします。
ダイニングエリア・リビングエリアなど用途別にラグを敷くことで、12畳という広い空間をゾーニング(区分け)することができるためです。

12畳の部屋に敷くラグマットのサイズは、以下の2つが目安ですを参考にお選びください。

  • 200×200cm
  • 200×250cm

ラグのサイズを選ぶときは、部屋の大きさだけでなくソファやダイニングテーブルなど合わせる家具の大きさも参考にしましょう。

■敷き詰めの場合■

1畳当たりの広さは、畳の規格によって異なります。
そのため、同じ間取りに12畳であっても、建物によって寸法が異なることも多いです。

ここでは、畳の規格に多い江戸間12畳と本間12畳のカーペットのサイズ目安をご紹介します。

  • 【江戸間】352×522cm
  • 【本間】382×572cm

建物によって実際の広さが異なることも多いため、カーペットを注文される前に、必ず部屋の採寸を行ってください。

12畳以上の大きいカーペットが少ない理由

おしゃれなカーペット『ルーベル』が敷かれた部屋

カーペットは、サイズが大きくなるほど商品数が少なくなるのが一般的です。
特に12畳を超えるような大きなサイズのカーペットは、購入できるカーペットの種類がかなり限られてしまいます。

大きいサイズのカーペットの商品数が少ない理由は、配送の難しさ

12畳のカーペットは江戸間で352×522cm、本間ですと382×572cmにもなります。

短辺に合わせて丸めて梱包したとしても、1辺が4m近いサイズになってしまうのです。
サイズが大きくなるにつれ、重量も相当なものとなります。

荷物が大きく重くなると配送してもらえる業者が限られる上、運搬作業も多難です。
エレベータや玄関の広さによっては、商品を運び込むこと自体が難しいケースもあります

また、実店舗の場合は一般的なデザインやサイズの商品が陳列されるため、12畳のような大きいサイズのカーペットは取り扱いがないことも多いのです。

大きいサイズのカーペットの探し方と
見つからないときの解決策

ラグジュアリーな雰囲気のリビングに敷かれたカーペット

12畳のカーペットは商品数が少なく、見つからないこともあります。

この章では、12畳以上大きいカーペットを探す方法と、カーペットが見つからないときの解決策について解説いたします。

通販サイトを探す

ブラウンのおしゃれなカーペット『ジェイド』

大きなサイズのカーペットが見つからないときは、通販サイトで探すのがおすすめです。

実店舗は展示スペースが限られている関係から、一般的なデザインやサイズの商品のボリュームが多くなっています。
そのため、12畳サイズの大きなサイズのカーペットは商品数がかなり限られてしまうかもしれません。

通販サイトは在庫を持つ必要がないため、大きなサイズのカーペットを取り扱っていることが多いです。

インテリアショップに理想のサイズのカーペットがなかったときは、ぜひ通販サイトで探してみてください。
通勤時間中や寝る前のリラックスタイムなど、手軽に探せる点も通販ならではのメリットでしょう。

2枚を並べて使う

縁のないカーペットを繋げている

欲しいカーペットが12畳まで対応していないときは、半分の大きさのカーペットを2枚並べて使うという手法もおすすめです。

江戸間12畳(352×522cm)のカーペットが欲しいときは、江戸間6畳(352×261cm)のカーペットを2枚並べて使用します。
カーペットを分割することで重量が軽くなり、梱包時の長さも短くなるため、12畳のカーペットよりも運搬しやすいです。

 

2枚のカーペットを並べて使用するポイントは、ジョイント部分の縁加工を『無し』で注文すること。

カーペットは縁が解けないように糸や布でロック加工が施されているのが一般的です。
縁加工無し、いわゆる切りっぱなしの状態にしておくことで、継ぎ目が目立ちにくく、1枚のカーペットに近い仕上がりになります。

タイルカーペットを活用する

タイルカーペットを敷く女性

タイルカーペットとは、1辺が40~50cm程度の小さなカーペットのことです。
複数枚並べて敷くことで、広いエリアにも敷き詰めることができます。

また、一般的なカーペットと違い、ハサミでカットできるタイプの商品も多いことも特徴です。
ヘリや柱のある部分に合わせてハサミで切っていただければ、お部屋の間取りに合わせてぴったりサイズに敷くことができるでしょう。

1枚ずつ取り外してお手入れも可能なため、小さいお子様やペットのいるスペースにも使用されています。

既製カーペットとオーダーカーペットの違いについて

12畳サイズのカーペットを購入される前に、既製カーペットとオーダーカーペットの違いについてご紹介します。

既製カーペットのメリット・デメリット

敷き詰めのカーペット

既製カーペットのメリット・デメリットは以下の通りです。

■既製カーペットのメリット・デメリット■

○お届けまでの日数が比較的早い

▼部屋の間取りに合わないことがある

既製カーペットは商品自体は完成しているため、購入からお届けまでの日数が短いです。
実店舗で良い商品に巡り合えた場合は、そのまま持ち帰ることもできるでしょう。

一方で、部屋の間取りが特殊な場合、既製カーペットではサイズが合わないことがあります。

オーダーカーペットのメリット・デメリット

凹凸のカーペットオーダーカーペットのメリット・デメリットは以下の通りです。

■オーダーカーペットのメリット・デメリット■

○部屋にぴったりサイズに敷くことができる
○凹凸・変形・くり抜きカットができる

▼既製品よりも費用が高め
▼加工に日数がかかることがある

オーダーカーペットは、サイズや形状を自由にお選びいただけるためどんな場所にも敷き詰めやすいです。
部屋の形状に合わせて、凹凸・変形・くり抜きなどの加工を承っている商品もあります。

注文が入ってから1枚ずつ製作するため、費用や日数はかかってしまいますが、お部屋の間取りに合わせてぴったりと敷き詰められたカーペット

大きいサイズのカーペットの選び方

この章では敷き詰めカーペットを選ぶポイントについて解説いたします。

サイズ

部屋の床をメジャーで採寸している

12畳のカーペットのサイズは以下の2種類が多いです。

  • 【江戸間】352×522cm
  • 【本間】382×572cm

ただし、部屋の間取りは建物ごとに異なります。
江戸間12畳と見取り図に書かれていても、縦横の比率が異なっていることも多いです。

敷き詰めカーペットを注文される際は、必ず採寸をおこなってください。

また、敷き詰めカーペットは、実寸のジャストサイズよりも少し隙間(遊び)がある方がきれいに敷き込みやすいです。
実寸よりも1cm短くして注文すると良いでしょう。

例えば、お部屋の間取りが横522×縦352cmの場合、注文サイズは横521×縦351cmになります。

敷き詰めカーペットの注文方法についてはこちらの記事をご覧ください。

様々な色のカーペット

部屋の床全体を覆うカーペットは、部屋の印象を大きく変えることができます。

インテリアはトータルコーディネートですので、他の家具との相性を考えながら、色をお選びください。
12畳サイズのカーペットは面積が広いため、少し落ち着いたトーンの色のカーペットをお選びいただくと、他の家具とも馴染みやすくコーディネートしやすいです。

暗めの色のカーペットを敷き詰め、上にいくほど明るいトーンでまとめるとバランスの良い空間に仕上がります。

部屋全体の印象を決める色になるため、色の与える心理効果に着目することも大切です。

例えばブルーなどの寒色は心を落ち着ける効果があるため、寝室に最適な色です。
オレンジや赤などの暖色は食欲増進効果があるため、リビングに適しています。

色の心理的効果について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

機能

撥水加工付きのカーペット

12畳以上の大きなカーペットは、頻繁に洗ったり敷き替えたりするのは難しいです。
できるだけお手入れしやすく、長く清潔に使用できる機能がついたものを選びましょう。

撥水加工や防ダニ加工がついたカーペットがおすすめです。

マンションや賃貸などの集合住宅の床に敷くときは、階下への騒音対策として防音機能があると便利でしょう。

部屋での過ごし方に合わせて必要な機能をご検討ください。

搬入経路

大きなカーペットを注文される際にご注意いただきたいのが、搬入経路です。

マンションやアパートの場合、エレベーターに収まるサイズかどうか確認しておきましょう。
一戸建ての場合は、自宅へ配送してもらったカーペットを部屋に運び込む手順をあらかじめご検討ください。

また、すでに家具が置かれている場合は、カーペットを敷き込むときに移動する必要があります。

サイズの大きなカーペットを購入されるときは、事前に搬入のシミュレーションをしておくと良いでしょう。

【12畳以上対応】当店おすすめ大きいサイズのカーペット

最後に12畳以上対応のカーペットをご紹介します。

当店FROMFLOORでは、畳サイズカーペットも無料でカットオーダーを承っております
お部屋にぴったりサイズのカーペットを敷き詰めて心地よくお過ごしください。

畳サイズカーペット『ピュアウール 江戸間・本間』

グレーのおしゃれなウールカーペット『ピュアウール』

防音不織布を使用したウール100%のカーペット。
裏面の不織布が通常の3倍ほど厚いため、高いクッション性と防音性を発揮します。

ウールは調湿性が高いため、オールシーズン敷いてお使いいただくのに最適です。

サイズ 江戸間3~12畳
本間3~12畳
機能 防ダニ・防音・抗菌防臭・防炎・床暖房OK
パイル ループパイル
カラー 全4色

畳サイズカーペット『ジェイド 江戸間』

江戸間カーペット『ジェイド』

江戸間3~12畳まで幅広く対応しているナイロンカーペット。
ナイロンは耐久性・弾力性が非常に高く、長く敷いて使用する大きなサイズのカーペットに最適な素材です。

約22mmの艶やかでふんわりとしたシャギーの毛足をお楽しみください。

サイズ 江戸間3~12畳
機能 防ダニ・抗菌防臭・防炎・遊び毛出にくい・床暖房OK
パイル カットパイル
カラー 全3色

畳サイズカーペット『ウールリリー 江戸間』

ウールカーペット『ウールリリー』

安心安全の日本製ウールカーペット『ウールリリー』。
毛足が輪っかになっているループパイルなので、夏にもべたつきにくくオールシーズン快適です。

ウールの素朴な風合いを生かした全5色展開。

サイズ 江戸間3~12畳
機能 防ダニ・防音・抗菌防臭・防炎・床暖房OK
パイル ループパイル
カラー 全5色

オーダーカーペット『バンジュ』

凹凸に敷き詰められたカーペット

江戸間・本間12畳以上の広さにも対応可能なオーダーカーペット。

また、バンジュは端のロック加工の有無をお選びいただけるため、2枚をジョイントしてご使用いただくことも可能です。

撥水・消臭・防ダニ機能つきで長く清潔にお使いいただけます。

サイズ 横1~700cm
縦1~360cm
機能 撥水・防ダニ・低ホルムアルデヒド・防炎・消臭・制電・遊び毛出にくい・床暖房OK
パイル カットパイル
カラー 全10色

オーダーカーペット『レモド』

撥水オーダーカーペット『レモド』

フッ素樹脂による強力撥水加工がついた、機能豊富オーダーカーペット。
液体がカーペットに染み込みにくいため、汚れが付着してもサッと拭き取ることができます。

防炎機能付きですので、ご家庭だけでなく小規模オフィスにも導入可能です。

サイズ 横1~700cm
縦1~350cm
機能 撥水・防ダニ・抗菌防臭・低ホルムアルデヒド・防炎・制電・遊び毛出にくい・床暖房OK
パイル カットパイル
カラー 全10色

タイルカーペット『プルーフ』

タイルカーペット『プルーフ』

繊維そのものに撥水加工を施すことで、高い撥水効果を発揮するタイルカーペット。
汚れた部分だけ取り外して丸洗いもできるため、小さいお子様やペットのいるご家庭にも安心です。

12畳以上の広い場所だけでなく、廊下やキッズスペースなど敷きたい場所に合わせて自由にレイアウトを決めていただけます。

サイズ 50cm×50cm
機能 手洗いOK・撥水・防ダニ・防音・抗菌防臭・防炎・制電・滑り止め・遊び毛出にくい・床暖房OK
パイル カットパイル
カラー 全2色

本記事のまとめ

本記事では12畳以上の大きなカーペット探しのポイントについて解説いたしました。

部屋全体に広くカーペットを敷くことで足元の衝撃を和らげ高級感のある空間を演出することができます。
しかし、12畳を超えるような大きなサイズのカーペットは取り扱いが少なく、探すのが困難です。

カーペットの縁加工を「ロック無し」にすることで、2枚のカーペットを1枚のように繋げてお使いいただくことができます。
欲しいカーペットが見つからないときは、タイルカーペットもおすすめです。

畳サイズカーペットを購入するときは、本間と江戸間を間違えないように注意してください。

ざまざまな工夫をして、広い床にもカーペットを敷き詰めましょう。

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