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【獣医師監修】ペットにおすすめ6畳以上のカーペット特集

【獣医師監修】ペットにおすすめ6畳以上のカーペット特集

フローリングはペットにとって滑りやすい床材です。
滑って転倒したり、壁にぶつかってしまうと怪我に繋がってしまうこともあります。

そんなペットのフローリングの滑り止め対策におすすめなのが、部屋全体に敷き詰めて使用できるカーペットです。

6畳以上の大きなサイズのカーペットは、ペットが安心できる環境づくりの一助となるでしょう。

本記事では、ペット用の敷き詰めカーペットの選び方について、獣医師の河西加奈先生にお話を伺いました。

【監修者プロフィール】 
獣医師の河西加奈先生

獣医師:河西加奈先生
日本大学卒。動物病院やペット関連企業でのマネジメント経験を経て、フリーランスの獣医師として独立。ペットのオンライン健康相談サービスの運営、セミナー講師、動物病院のスタッフ教育、ペット介護施設の立ち上げ支援などに従事。現在は株式会社ペチカリンク代表取締役として、「ペットと人がより近くでつながる社会」の実現を目指し、企業向けコンサルティング業務を展開している。

「ペットが過ごす床には敷物を」
獣医師からのアドバイス

カーペットの上で寛ぐ犬

犬や猫などのペットにとって、フローリングの床は非常に滑りやすくなっています
そのため、転倒による事故が原因で動物病院に来院されるペットや飼い主さんも多いそうです。

フローリングで滑ると勢い余って壁にぶつかったり、転倒したりすることもあります。
また、足を踏ん張って歩く必要があるため、ペットの足腰に負担がかかりやすいそうです。

理想は、ペットが過ごす場所全部にマットやカーペットか敷かれていること
獣医師の河西先生は、「ペットの過ごすお部屋には何かしら敷いてあげてください」と案内されています。

【ペット用】部屋全体にカーペットを敷き詰めるメリット・デメリット

カーペットの上にいる犬

床を広く覆いたいときにおすすめなのが、敷き詰めのカーペット。
部屋の一部に敷いて使うラグに比べてハードルは高くなりますが、犬や猫がどこを歩いても安心して過ごすことができます。

一般的なLDKの広さの目安は8~20畳程度
また、寝室や書斎などの個室の広さの目安は4.5~8畳程度のカーペットが必要です。

愛するペットたちがのびのびと過ごせる環境づくりを、床から始めましょう。

この章では、ペット用の敷き詰めカーペットのメリット・デメリットについて解説いたします。

敷き詰めカーペットのメリット

敷き詰めカーペットには以下のようなメリットがあります。

■敷き詰めカーペットのメリット■

  • ズレにくい
  • 部屋全体をカバーできる
  • 床の傷予防になる

家具の下に敷き込んで使うため、ペットの動きでズレてしまう心配が少ないです。
また、部屋全体をカバーできることから、ペットがお部屋のどこを歩いていても安全に過ごすことができます。

フローリングはペットの爪による傷がつきやすいです。
カーペットを敷き詰めておくことで、床がボロボロになるのを防ぐことができるでしょう

敷き詰めカーペットのデメリット

一方で敷き詰めカーペットはデメリットもあります。

■敷き詰めカーペットのデメリット■

  • 洗うのが難しい
  • 費用がかかる

サイズが大きく家具の下にも仕込んで使う敷き詰めカーペットは、手軽に取り外して洗うことができません。
衛生的に使うには、撥水加工や防汚加工が施された汚れに強いタイプをお選びいただくと良いでしょう。

また、サイズが大きいため、カーペット自体の値段が高くなってしまいます

メリットとデメリットを天秤にかけつつ「一番長く過ごす部屋だけ敷き詰めカーペットにする」など、無理のない範囲でご検討ください。

【獣医師監修】ペット用カーペットの選びのポイント

親子と犬がいる部屋にカーペットが敷き詰められている

ペットが安全に過ごせるカーペット選びのポイントについて、獣医師の河西先生に伺いました。

ペット用の敷物選びのポイントは以下の通りです。

  • カーペットの種類
  • サイズ目安
  • パイルの種類
  • お手入れのしやすさ(撥水・抗菌)

それぞれ詳しくご説明します。

カーペットの種類

シンプルなカーペット

カーペットと言っても、実は様々な種類があるのをご存知でしょうか?

部屋に敷き詰めて使いやすい敷物は以下の3種類です。

  • オーダーカーペット
  • タイルカーペット
  • クッションフロア

オーダーカーペットはクッション性が高く、インテリアに高級感を与えてくれます。

クッションフロアは防水性が高く、ペットが万が一汚してしまったときもお手入れが簡単です。

タイルカーペットは1枚の面積が小さいため、汚れた部分だけを取り外して丸洗いしたり、敷き替えたりすることができます。

サイズ目安

部屋の床をメジャーで採寸している

部屋全体に敷き詰める場合は、サイズ選びも重要になります。

畳の規格には「江戸間」「中京間」「本間」などがあり、それぞれ大きさが異なるため注意が必要です。

畳の規格ごとのカーペットサイズ目安は下の表をご参照ください。

▼カーペットのサイズ目安表▼

4.5畳 6畳 8畳 10畳 12畳
江戸間 261x261cm 261x352cm 352x352cm 352x440cm 352x522cm
中京間 273x273cm 273x364cm 364x364cm 364x455cm 364x546cm
本間 286x286cm 286x382cm 382x382cm 382x477cm 382x572cm

畳の規格・大きさは建物ごとに異なります。
例えば6畳サイズですと、江戸間と本間では、縦横それぞれ20cm以上も差が出てしまうのです。

部屋全体にカーペットを敷き詰める場合は、必ず床の採寸を行いましょう

また、敷き詰めカーペットは採寸サイズよりも1cm短くご注文いただくと敷き詰めたときの仕上がりが美しくなります。

敷き詰めカーペットのサイズ選びについてはこちらの記事をご覧ください。

パイルの種類

来院されるペットの中には、カーペットやソファなどの繊維製品に、ペットの爪が引っ掛かって折れる、抜ける、割れるといったケースも見られます。

カーペットをお選びいただくときは、ペットの爪が引っ掛かりにくい毛足を選ぶことが大切です。

カーペットの毛足は大別すると『カットパイル』と『ループパイル』の2種類があります。

■カットパイル■
カットパイル
■ループパイル■
ループパイル

カットパイルとは毛足が切り揃えられた毛足のことです。
一方、毛足がタオルのように輪っかになっているものをループパイルと言います。

ループパイルは輪の部分に爪が引っ掛かりやすいため、ペットのいるお部屋にはカットパイルのカーペットをお選びください。

お手入れのしやすさ(撥水・抗菌)

撥水加工付きのカーペット

ペットとの生活に汚れはつきもの。
一方で、敷き詰めの大きなカーペットは水洗いできないことも多いです。

そのため、洗濯以外でお手入れのしやすいカーペットを選ぶことが重要になります。

特におすすめの機能は以下の通りです。

  • 撥水
  • 防汚
  • 抗菌
  • 防ダニ
  • 消臭

ペットが嘔吐や粗相をしたときにもお手入れしやすいよう、撥水加工や防汚加工が施されたカーペットをお選びください。

また、タイルカーペットは汚れた部分のみを取り外したり洗うことができます。

ペットが快適に過ごすためにも、飼い主さんにとって負担の少ないカーペットを選ぶことが大切です。

【6畳以上】ペット用の大きなカーペットおすすめ4選

リビングダイニング全面に敷き詰められたカーペット

この章では、当店FROM FLOORおすすめのペットとの暮らしに最適な6畳以上サイズのカーペットをご紹介します。
ぜひお部屋全体に敷き詰めてお使いください。

強力はっ水&消臭機能付きカーペット『バンジュ』

おしゃれなオーダーカーペット『バンジュ』消臭!&はっ水&防汚機能でお手入れラクラクのオーダーカーペット『バンジュ』

種類 オーダーカーペット
サイズ 縦1~360cm×横1~700cm
機能 撥水・防ダニ・低ホルム・
防炎・消臭・制電
遊び毛出にくい・床暖房OK
パイル カットパイル

強力撥水・消臭機能がついたお手入れしやすいカーペット『バンジュ』。
6畳以上のサイズや、角カットなどの変形カット加工も承っています。

インテリアに合わせやすいベーシックなデザインと、ほど良い厚みが魅力の厚みのカーペットです。

カットパイルですのでペットの爪が引っ掛かりにくく、安心してお使いいただけます。

カーペット『バンジュ』の上に犬が寛いでいる

ホルムアルデヒドやペット臭などを、空気中の酵素を使って水(H2O)や二酸化炭素(CO2)などの無害な物質に分解します。

ペットスペースはもちろんのこと、食卓を囲むダイニングスペースにもおすすめの1枚です。

強力はっ水&防汚機能付きカーペット『レモド』

撥水オーダーカーペット『レモド』強力はっ水&防汚機能のカットパイルカーペット

種類 オーダーカーペット
サイズ 縦1~350cm×横1~700cm
機能 撥水・防ダニ・抗菌防臭
低ホルム・防炎・制電
遊び毛出にくい・床暖房OK
パイル カットパイル

強力はっ水・防汚加工が付いたオーダーカーペット『レモド』。
6畳以上のサイズや、角カットなどの変形カット加工も承っています。

定番カラーからアクセントカラーまで全10色の豊富なカラー展開。
ベーシックなデザインですので、どんなインテリアにも合わせていただけます。

はっ水・防汚加工付きで汚れに強いカーペット『レモド』

フッ素樹脂による高い撥水・防機能が最大の魅力。
撥水効果が高く、水分をこぼしても染み込みにくいです。

乾いたタオルで拭き取っていただくことで、汚れを簡単に落とすことができます。

撥水機能付き『クッションフロアラグ 超音波カット』

クッションフロア 超音波カット【10cm単位】消臭&表面強化クッションフロア『クッションフロアラグ 超音波カット』

種類 クッションフロア
サイズ 182×110cm~182×400cm
機能 撥水・抗菌防臭
抗ウイルス・消臭
滑り止め・床暖房OK
パイル パイルなし

クッションフロアは撥水性や防汚性が高く、ペットの過ごすお部屋にも使いやすいです。
食べこぼしや粗相があっても、サッと拭き取ることができます。

表面強化加工を施しているため、床が傷つきにくいです。
抗菌&消臭機能付きで、気になるペットの臭いを抑え、雑菌の繁殖を防ぎます。

ペットのいるご家庭におすすめのクッションフロアラグ『モクメ』

超音波カットで端まで丁寧にカットされているため、断面から水が染み込んでしまう心配もありません。

幅は182cm固定で、長さを110~400cmまで10cm単位でオーダーいただけます。
2枚をテープでつなぎ合わせることで、6畳以上のお部屋にも使用可能です。

※こちらの商品は角に丸みのある商品となっております。
直角カットで製作することもできますので、ご注文時に備考欄でその旨をお知らせください。

直角カットについて気になることがございましたら、メールフォームよりお気軽にお問い合わせください。

強力撥水タイルカーペット『プルーフ』

強力撥水加工付きのタイルカーペット『プルーフ』驚くほどのはっ水力!オールシーズン使える、防ダニ・防音効果付きタイルカーペット『プルーフ』

種類 タイルカーペット
サイズ 50×50cm
機能 手洗いOK・撥水・防ダニ
防音・抗菌防臭・防炎
制電・滑り止め
遊び毛出にくい・床暖房OK
パイル カットパイル

強力な撥水機能がついたタイルカーペット『プルーフ』も、ペットのいるご家庭におすすめの商品です。
撥水・消臭・防音・抗菌・低ホルムアルデヒドなど、ペットが快適に過ごしやすい機能を多数搭載。

1辺が50cmの正方形ですので、江戸間・本間6畳のお部屋には48枚必要となります。
ハサミで切ることもできるため、ペットスペースや狭い部屋、廊下など様々な場所に敷き込み可能です。

超はっ水タイルカーペット『プルーフ』

プルーフは糸自体に撥水加工を施しているため、高い撥水効果を発揮します。
長時間水が染み込みにくいため、ペットの粗相があったときにもお手入れがしやすいです。

ペットが走ることの多い廊下にもカーペットが安心

フロアタイルの廊下敷きマット撥水&表面強化廊下敷き『クッションフロア廊下敷き 超音波カット』

獣医師の河西先生によると、ペットが過ごす部屋全体に敷物が敷かれている状態が理想だそうです。
しかしながら、家中にカーペットを敷き込むのは、手間や予算の観点から困難なこともあります。

そんなとき、フローリングの滑り止め対策を優先的におこなっていただきたいのが廊下です。

直線的な廊下は、犬や猫が思わず走ってしまう場所。
フローリングは滑りやすいため、転倒したり、勢い余って壁にぶつかって怪我をしたりすることがあります。

廊下にカーペットクッションフロアを敷き込むことで、ペットが安全に部屋を移動することができるでしょう。

廊下敷きのカーペット消臭・撥水加工廊下敷き『レモド 廊下敷き』

撥水加工や防汚加工が施されたカーペットをお選びいただくと、万が一ペットが汚してしまってもお手入れが簡単です。

ペットの滑り止め対策おすすめの廊下敷きカーペットの選び方については、こちらの記事をご覧ください。

本記事のまとめ

ペット用の敷き詰めカーペットの選び方について、獣医師の河西先生にお話を伺いました。

フローリングはペットにとって滑りやすく、足腰に負担がかかりやすいです。
思わぬ怪我やトラブルを予防するためにも、フローリングの床にはラグやカーペットを敷いてあげるようにしましょう。

部屋全体に敷き詰めることでカーペット自体が滑りにくくなり、ペットが安全に部屋の中を動き回ることができます。

ペット用に部屋の床全体を覆うなら、オーダーカーペットタイルカーペットクッションフロアがおすすめです。
敷き詰めカーペットは取り外しが大変なため、清潔を保ちやすい撥水加工や防汚加工がついたものをお選びください。

愛するペットが少しでも安全で快適に過ごせるように、床から環境を整えていきましょう。

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