遮光カーテンとUVカットカーテンの違いと選び方

遮光カーテンとUVカットカーテンの違いをご存じですか？

遮光カーテンはお部屋に光そのものを取り入れないカーテンを指します。
そしてUVカットカーテンは、光を取り入れつつも紫外線は取り入れないカーテンのことを言います。

遮光カーテンとUVカットカーテンの違いについて知っておくと、カーテンを選ぶ際にとても役立ちます。

今回は遮光カーテンとUVカットカーテンの違いについてご説明します。

遮光カーテンは紫外線もカットする？

遮光は太陽の光そのものを遮断するので、紫外線を遮断する効果も期待できます。

ただ、紫外線対策としてお部屋に遮光カーテンを掛けると、日中でもお部屋の中は真っ暗になってしまいます。

お部屋の明るさは保ちつつ紫外線対策をされたい方は、UVカットのカーテンを選ぶことをお勧めします。

遮光・UVカットカーテンの違い

遮光カーテンは太陽の光を遮断するので、室内を昼間でも夜のように暗くすることが可能です。

対して、UVカットカーテンはお部屋の明るさは保ちつつ紫外線のみを遮断します。

▼遮光とUVカットのカーテンの違い▼

遮光カーテン	UVカットカーテン
紫外線を含む全ての光をカット	紫外線のみカット
ドレープカーテンに多い	レースカーテンに多い
日中暗くできる	日中明るい

この章では、遮光カーテンとUVカットカーテンの違いについてお伝えします。

遮光カーテンは『光』そのものを遮る機能

遮光カーテンを用いることで、お部屋の中を昼間でも夜のように暗くすることが可能です。
一般的に遮光率99.4％以上のカーテンを遮光カーテンと呼びます。

例えば夜勤明け眠りたい方や、昼間に部屋を暗くして映画を観たい方には遮光カーテンをおすすめします。
また、お部屋の中を暗くするだけではなく、外が暗い時に室内の光が外に漏れるのを防いでくれます。

遮光カーテンは生活スタイルに応じて取り入れると良いでしょう。

また遮光カーテンは生地が分厚いので太陽の熱を通しにくく、遮熱効果も期待できます。
西日が降り注ぐ窓や夏の昼間に家を留守にするときは、遮光カーテンを引いておくことで室温が上がらずに済みます。

遮光カーテン一覧

UVカットは『紫外線』のみを遮る機能

UVカットのUVとは英語の「Ultra Violet」の省略で紫外線を指します。

UVカットカーテンは太陽の光を遮断することなく、紫外線のみを防ぎます。
つまりUVカットカーテンを使用することで、紫外線は遮断しつつ室内を明るく開放的な雰囲気にすることができます。

UVカットカーテンは遮光はできませんが、遮熱効果が高いものはあります。
日中暗いのは避けたいけれど暑いのは困るといった場合は、遮熱効果のあるUVカットカーテンを選ぶと良いでしょう。

UVカットレースカーテン一覧

どちらがおすすめ？遮光・UVカットカーテンの選び方

では、カーテンを購入する際に遮光カーテンとUVカットカーテンのどちらを選べば良いのでしょうか？

遮光かUVカットか、どちらの機能を選べば良いか迷ったときは、生活スタイルをもとに考えましょう。

この章では遮光カーテンとUVカットカーテンの選び方をご説明します。

日中過ごす部屋には『UVカット』

日中過ごすことが多いリビングや、光を取り入れたいお部屋は『UVカット』がおすすめです。
UVカットカーテンは光を取り入れつつ紫外線のみを遮断するので、お部屋を明るく開放的な雰囲気にすることができます。

窓ガラスのみの場合、窓際の紫外線量は屋外の80％もあります。

UVカット加工ではない生地のレースカーテンを掛けた場合、紫外線カット率は綿素材で68％、麻素材は56％程度と言われています。
窓にカーテンを掛けていない場合と比較すると、多少は紫外線をカットするかもしれませんが、それだけで日焼けを防止するのは難しいでしょう。

レースのカーテンは紫外線カット率80％以上を目安にお選び頂くと、夏でも日焼けを気にせずにお過ごし頂けます。

眩しさ・暑さ対策には『遮光』

眩しさ対策には遮光カーテンを選びましょう。

昼間眠りたい生活リズムの方や、週末ゆっくり朝寝したい方には遮光カーテンをおすすめします。
プロジェクターで映画を観るのが趣味といった場合も遮光カーテンが役立ちます。

また厚手の遮光カーテンは夏の強い日差しを遮ります。
特に西向き窓の日差しは強烈なので、遮光カーテンを用いることで室内の日照りを防止するのはもちろん、遮熱効果も期待できます。
遮光カーテンを使用することは、お部屋の気温上昇を和らげてくれます。
ひいてはエアコンの使い過ぎを減らし、地球環境にも配慮することになります。

プライバシー対策には『遮光』

眩しさや暑さだけではなく、プライバシーを守る対策としても遮光カーテンはおすすめです。

遮光カーテンは室内を暗くするだけではなく、室内の光も外から見えないように遮ります。
夜も外に室内の明かりが漏れにくく、生活リズムを他人に悟られずに済みます。
また窓の近くにいても姿が映し出されにくく、遮像の役割も果たしてくれます。
厚手のカーテンは生地の表の色が外側に透けにくいので、カーテンの色や模様で性別を特定されにくいという利点もあります。

しっかりとプライバシーを守りたい方は、完全遮光や1級遮光をお選びください。

遮光等級については、次の章でご説明します。

遮光カーテンの選び方

この章では遮光カーテンの選び方をご説明します。

遮光カーテンは等級があり、暮らしに合わせてお選びいただくことができます。

遮光カーテンには遮光性能を数値化した基準があり、それを遮光等級として表示しています。
お部屋が真っ暗になるものから薄暗い程度のものがあります。

等級を参考にしながら選ぶことで、ご希望に合ったカーテンを選ぶことができるでしょう。

遮光等級の目安

遮光等級は遮光率の高い遮光1級から順に、2級遮光、3級遮光があります。

1級遮光の中でも、遮光率100％のカーテンは完全遮光と呼ばれています。
遮光率99.40％以上の遮光性を持つカーテンのみ遮光マークを表示することができます。

遮光等級の説明は以下の表のとおりです。

▼遮光カーテンの等級による違い▼

完全遮光は全く太陽の光を取り入れないので昼間でも室内を真っ暗にできます。
また、室内の光も外に漏れにくいです。

日中暗くしたい方やプライバシーが気になる方は、完全遮光や1級遮光を選びましょう。
あまり真っ暗なのは避けたい方や、朝日を感じて起床したい方には2級・3級がおすすめです。

おすすめの遮光カーテン

この章では当店FROM FLOORおすすめ遮光カーテンをご紹介します。

遮光カーテンは一般的に分厚くのっぺりとした印象になりがちです。
当店の遮光カーテンは上質な生地を採用し、またデザイン性にも優れていますので従来の印象を払拭してくれます。
無料サンプルもご用意がありますので、是非手に取ってご覧ください。

遮光カーテン一覧

パイピング付きオーダーカーテン

こちらのシャビーシックなカラーのカーテンは1級遮光カーテンです。
厚みのある高品質な生地の遮光性は勿論、保温断熱にも優れていますので、夏涼しく冬温かく暮らすことができるでしょう。
U字形状記憶加工が施されておりますので、美しいドレープラインをお楽しみ頂けます。
カーテンの両端にピンクゴールドのホックが付いていますのでカーテンが膨らむことなく、裾まで綺麗にまっすぐ伸びます。
折り返し部分にパイピングのラインが入ったオシャレなハイクラスカーテンです。

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ジョイントオーダーカーテン

メインの生地とジョイント生地、そしてエッジの生地も選ぶことでオリジナルのカーテンをオーダーできるハイクラスカーテン。
お色によって2級遮光と3級遮光を選ぶことが可能です。
暖色系、寒色系と豊富なカラーバリエーションも魅力的です。
裾に5グラムのセラミックが入っているので、生地が途中で弛むことがありません。

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UVカットカーテンの選び方

レースのカーテンは、どの程度紫外線がカットされていると良いのでしょうか？

紫外線から身を守るという点では、UVカット率は高ければ高い程良いでしょう。

しかし、実はUVカット率が高いレースカーテンの場合、レース本来の透け感が得られにくいということがあります。
紫外線のカット率だけでレースのカーテンを選ぶのは難しいかもしれません。
とにかく紫外線を避けたいという方は、UVカット率90％以上のレースカーテンを選びましょう。
レースの質感や風合いも大切だけど紫外線も気になるという方は、UVカット率80％以上をおすすめします。

この章ではUVカットカーテンの選び方についてご説明します。

UVカット率の目安

紫外線をカットするレースカーテンは、UVカット率によって採光や生地の風合いなどの違いがあります。

▼UVカット率による性能の違い▼

UVカット率90％以上	UVカット率80％以上
紫外線カット：かなり高い	紫外線カット：高い
透け感：かなり少ない	透け感：少ない
生地：かなり厚い	生地：厚い

カーテンの風合いより紫外線の侵入を防ぎたいという方は、UVカット率90％以上のカーテンを選ぶようにしましょう。
レースカーテン特有の透け感は少な目になりますが、紫外線をカットするには効果的です。

レースの風合いや透け感も大切にしたいという方には、UVカット率80％以上のレースカーテンがおすすめです。

おすすめのUVカットカーテン

この章では、当店FROM FLOORのおすすめUVカットカーテンをご紹介します。

UVカットカーテンは、UVカット率が高くなるほどレースの風合いや透け感が得られにくく、単調な印象になりがちです。
紫外線をカットしながらレースカーテンの風合いも楽しみたいという方は、UVカット率を少し下げることで透け感も楽しんで頂けます。

機能と風合いを大切にしながら、お好みに合ったレースカーテンをお選びください。

UVカットレースカーテン一覧

オーダーレースカーテン　フララ

当店のオーダーレースカーテン「フララ」は、UVカット率85％で遮熱断熱効果もあり、遮像の役割も果たしてくれる優れものです。
UVカット率が高くても、パステルカラーのグラデーションがお部屋を明るく見せてくれます。
遮熱断熱効果のお陰で、エコで快適な暮らしを送ることができます。

こちらの商品は無料サンプルもありますので、是非取り寄せて実物をご覧ください。

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本記事のまとめ

本記事では遮光カーテンとUVカットカーテンの違いについて解説いたしました。

UVカットは紫外線のみを遮る機能に対し、遮光は光そのものを遮る効果があります。
外の眩しさや暑さを軽減したいときは、遮光カーテンを選びましょう。

遮光カーテンは外から室内の様子を見えにくいため、プライバシー対策にも効果的です。

日光の明るさは取り込み、紫外線のみをカットしたい場合にはUVカットカーテンをお選びください。

間取りに合た機能性カーテンを選び、空間をより過ごしやすいよう整えていきましょう。