ふわっとした肌触りで、触っただけで安心感に包まれるようなマイクロファイバー素材。
最近では、タオルやブランケット、キッチンクロスなど、生活の身近なアイテムにも多く使われています。
ふわふわで滑らかなマイクロファイバーラグをお部屋に敷いて堪能してみませんか?
本記事では、マイクロファイバーラグのメリットとデメリットから、マイクロファイバーラグの選び方、お手入れ方法をしっかり解説していきます。
また、ラグ・カーペットを専門的に扱う当店おすすめの商品もご紹介。
マイクロファイバーラグの魅力をたっぷりお届けいたします。
マイクロファイバーとは
マイクロファイバーというワードを、よく耳にする方も多いのではないでしょか。
マイクロファイバーの素材は、合成繊維の一種で、ポリエステルやナイロンを原料としています。
また、「マイクロ(極細)ファイバー(繊維)」と訳され、その名の通り極細の繊維で出来ています。
人間の髪の毛の100分の1~1000分の1の細さに相当します。
近年では、その高い吸水性や速乾性からタオルの素材として使用されはじめ、キッチンアイテム、お掃除グッズに幅を広げました。
また、滑らかな肌触りとその心地よさはさることながら、マイクロファイバーは保温性に優れています。
ブランケットや毛布などの寝具をはじめ、ラグやクッションカバーなどインテリアでも人気を集めています。
マイクロファイバーラグのメリット
私たちの生活で身近な存在になってきたマイクロファイバーは、インテリアでも人気のある素材の一つです。
また、ふわふわ&滑らかな肌触りに魅力を感じ、マイクロファイバーのラグが気になっている方も多いのではないでしょうか?
心にも余裕を与えてくれるような優しいマイクロファイバーラグのメリットはこちらです。
■マイクロファイバーラグのメリット■
- 手触りが滑らか
- 吸水速乾性が高い
- 保温性が高い
- 軽くて持ち運びやすい
手触りが滑らか
マイクロファイバーラグのメリットといえば、その肌触りの良さではないでしょうか?
裸足でラグの上にいても、さらっとしていて気持ち良いのが特徴です。これも極細繊維だからなせる業。
ずっと触っていたくなるほど、安心感と安らぎを与えてくれる手触りのマイクロファイバーは、毛足の長さによってもその触り心地は変わってきます。
お気に入りの一枚をお探しになってみてはいかがでしょうか。
吸水速乾性が高い
マイクロファイバー素材のタオルでもお分かりの通り、マイクロファイバーラグはしっかりと吸水してくれます。
これもマイクロファイバーの繊維が非常に細かいので、瞬時に水分を吸水できるのです。
また、速乾性にもとても優れています。
水洗いできるマイクロファイバーラグなら、お洗濯しても他の素材のラグよりも乾きが早いです。
万が一汚れてしまっても、洗いやすいラグなら清潔に使用できるのでおすすめです。
保温性が高い
ブランケットでも馴染みのあるマイクロファイバーは保温性が高いことでも知られています。
マイクロファイバーにたっぷりの空気を含み、繊維と繊維の間に空気の層を作ります。
その空気の層が、暖かさをキープし、羽毛布団のように保温性を発揮します。
寒い冬にマイクロファイバーラグの上で過ごせば、心も身体も暖まります。
軽くて持ち運びやすい
マイクロファイバーは、非常に細かい繊維で出来ているため、繊維の間、隙間に空気を多く含んでいます。
そのため他の素材に比べて、軽くて持ち運びがしやすいのが特徴です。
持ち運びがしやすいので、女性やご年配の方にもおすすめです。
マイクロファイバーラグのデメリット
良いことばかりに感じるマイクロファイバーラグにも、多少のデメリットがあります。
ふわふわで繊維が極細だからこそ感じやすい、デメリットをご紹介します。
■マイクロファイバーラグのデメリット■
- 耐熱性がやや低め
- ゴミが溜まりやすい
- 夏に暑い?
- 敏感肌の方は要注意
それでは、デメリットと一緒に解決方法も一緒にご説明していきます。
耐熱性がやや低め
マイクロファイバー素材は耐熱性がやや低いため、ホットカーペットや床暖房で使えない場合があります。
冬にマイクロファイバーのラグやカーペットを使われたい方は、ホットカーペット・床暖房使用可能かご確認ください。
また、ラグやカーペットは、乾燥機が使えないものが多いです。
マイクロファイバーのラグは特に熱に弱いため、乾燥機に掛けると生地が縮んだり、ごわついたりすることがあります。
水洗いするときは、乾燥機は使用しないよう注意しましょう。速乾性があるため、乾燥機を使わずとも比較的早く乾きます。
ゴミが絡まりやすい
細かい繊維で成り立っているマイクロファイバーラグは、他のラグと比べてゴミが絡まりやすい特徴があります。
これらは、マイクロファイバー素材に限らず、毛足の長いラグ全般に言えます。
ゴミが絡まるのが気になる方は、高密度のラグや毛足短めのものをおすすめしています。
お手入れの詳しい方法は、下記の記事もご参考になさってみてください。
夏に暑い?
マイクロファイバーは、夏は暑い様に感じてしまうこともあります。
繊維が細かい分、肌に触れる毛足の面積が多いためです。
一方で、吸水性速乾性に優れているので、フローリングを素足で歩いた時のようなべたべた感はありません。
夏は多くの方がエアコンを使用しているので、そんなに暑い感じはせずオールシーズンご利用いただけます。
マイクロファイバーラグを敷いて暑いと感じるようであれば、室温や湿度を見直すのも一つの手です。
とは言っても、「やはり夏の暑さが心配…」という方は、毛足の短いラグをお選びください。
毛足が短いと肌に触れる面積も少ないため、夏も気にせずご利用いただけます。
敏感肌の方は要注意
ふわふわと手触りの良いマイクロファイバーですが、コットン素材やウールなどと比べると、少し引っ掛かりを感じることもあります。
これは、マイクロファイバーの繊維の表面が少し尖っているためです。
敏感肌の方でも、撫でる程度でしたら問題ありませんが、ごしごしと強く擦るとお肌を傷つけてしまう恐れがあります。
敏感肌の方はラグにお肌を強く擦りつけないようにご注意ください。
マイクロファイバーラグを選ぶポイント
何を基準にマイクロファイバーのラグを選べば良いか、悩むポイントだと思います。
数ある商品の中から、失敗しないマイクロファイバーのラグの押さえておきたい選ぶポイントをお伝えいたします。
ラグを選ぶポイントは、「ご使用する生活スタイルをイメージ」することです。
例えば、オールシーズンご利用されたい方の場合はホットカーペットや床暖房対応可能なラグや毛足の短いものがおすすめです。
お子様やペットがいる方の場合、気軽に洗濯機で洗えて、軽くて持ち運びが便利なものが良いでしょう。
それでは、マイクロファイバーラグの選ぶポイントについて詳しくお伝えいたします。
毛足の長さ
毛足の長さもラグ選びでは重要なポイントの一つです。
その違いを見てみましょう。


同じマイクロファイバーラグ素材のラグでも、毛足の長さで印象が大きく異なることが分かると思います。
毛足が長いマイクロファイバーは動きがあり、インテリアに華を添えてくれます。
冬も暖かくふかふかな肌触りを楽しめる一方で、髪の毛などのゴミが絡まりやすいなどの問題もあります。
ボリュームのあるラグが欲しい方、冬だけ敷きたい方におすすめです。
毛足の短いラグは、さらっとしていて、ゴミが溜まりにくいです。
お手入れのしやすさや、オールシーズンの使いやすさで選ぶなら短めのラグがおすすめです。
ご自身のライフスタイルやお好みに合わせて、毛足の長さもチョイスしてみましょう。
冬に使用するラグは床暖房対応
マイクロファイバーは耐熱性に若干弱い傾向にあり、床暖房やホットカーペットに対応していない商品もあります。
冬も使用したい方は、床暖房やホットカーペットに対応しているものを選びましょう。
お手入れのしやすい機能
日常のお手入れが簡単かどうかもラグ選びでは気になるポイントです。
毎日肌に直接触れるラグですから、清潔に保ちたいもの。
洗濯機で丸洗いできるラグなら、お子様やペットがいらっしゃるご家庭でも安心です。
毛足が短いマイクロファイバーラグの方が、毛足にゴミが絡まりにくく、水洗いしても乾きやすいです。
当店おすすめマイクロファイバーラグ
手触りが良いことはもちろんのこと、お手入れのしやすさやデザイン力もラグ選びでは大切な要素です。
お気に入りのマイクロファイバーラグで、生活空間を明るく快適にしてみませんか?
この章では、ラグ・カーペットの専門店である当店が選ぶ、実用性もデザイン力もあるおすすめのマイクロファイバーラグをご紹介いたします。
これからご紹介する当店おすすめのラグは、全てホットカーペットや床暖房に対応していますので、オールシーズン快適にご使用いただけます。
ラグ選びのご参考になさってみてください。
72色展開&2種類のパルプから選べる「ラフルーム」
72色のカラー展開と2種類の毛足から選べるマイクロファイバーラグ。
洗える機能付きだから、汚れたらお洗濯できラグを清潔に保つことができます。
ライフスタイルに合わせて、2種類の毛足からお選びいただけます。
暖かさやラグのふわふわ感をお楽しみになりたい方は毛足が長めのロングシャギーおすすめです。
ロングシャギーの商品を色味別でご紹介しています。こちらをご覧ください。
オールシーズン敷いてお楽しみいただきたい方は、掃除機もしやすく毛足の短めなミドルシャギーをお選びください。
ミドルシャギーの商品を色味別でご紹介しています。こちらをご覧ください。
洗練されたグラデーションが美しい「アズール2」
当店のスタッフが毛足一本一本こだわり、試行錯誤して生み出した、洗練されたグラデーション。
平坦な単色のラグに比べて、お部屋に奥行きと広がりを見せてくれます。
また洗濯機の使用可能で、お手入れも簡単。バスマットのようにネットに入れて気軽に洗えて、速乾性もあるので清潔さを保てます。
お色は、グレー、レッド、グリーン、ブルーの4色展開です。
お手入れしやすい機能が充実 「ジョイナス」
お手入れがしやすい毛足の短いマイクロファイバーラグ。
ゴミが絡まりにくく、掃除機がかけやすいので日常のお手入れが簡単です。
撥水機能が付いているので、汚れが付きにくく、液体をこぼしてもさっと拭いてお手入れができます。
高反発・高密度のウレタンを使用しているから、底つき感がなく、座り心地も良いです。
防音効果にも優れているので、マンションにもおすすめです。
肌触りもフォルムも優しい円形ラグ「ローベル 円形」
マイクロファイバーのふわふわ感と、円形のフォルムが目を引くラグ。
四角形のラグでは出せない、空間にアクセントと優しさをプラスしてくれます。
円形ラグは直線がないのでズレもあまり気にならないのでおすすめです。
密度のつまったボリューム感のある毛足は遊び毛が出にくくお手入れもしやすいのがポイントです。
床暖房やホットカーペットも使用可能なので、一年中敷いてお楽しみいただけます。
マイクロファイバーラグのお手入れ方法・注意点
ふわふわで滑らかなマイクロファイバーラグの長く楽しむために、日ごろのお手入れは大切です。
まず、お洗濯ができるかできないかは、洗濯表示のタグをチェックしましょう。
掃除機をかける際に注意したいポイントも合わせてお伝えいたします。
洗濯OKのラグの場合
洗濯OKのマイクロファイバーラグのお手入れの手順はこちらです。
■お手入れの手順■
- 掃除機でゴミを取る
- ラグの洗濯表示を確認する
- 洗濯表示に従って水洗いする
- 軽く脱水をかける
- 陰干しして乾燥させる
毛足が長く、繊細なマイクロファイバーラグは手洗いの物が多いです。
しかし、洗濯機の使用が可能な場合に注意してほしい点があります。
- ラグ用の洗濯ネットに入れて洗濯する
- 熱に弱い素材なのでお湯での洗濯はNG
- 脱水は短く(なるべく干して乾燥させる)
- 乾燥機の使用はNG
熱に弱いマイクロファイバー素材はお湯でのお洗濯を避けましょう。
また、ラグやカーペットは基本的に乾燥機の使用がNGです。
繊維が細かな素材のため、脱水しすぎにもご注意ください。
こちらのお手入れの詳しい方法は下記の記事をご参考になさってみてください。
洗濯できないラグの場合
お洗濯できないマイクロファイバーラグの場合、お手入れ方法は下記の通りになります。
- 掃除機掛け
- 粘着ローラー
- ブラッシング
- 拭き掃除 (固く絞ったタオルで擦らず叩くように水拭き) など
マイクロファイバーラグの日頃のお手入れは、掃除機で十分です。
掃除機を使用する際に注意してほしいのが、掃除機の回転ブラシをオフにしておくことです。
毛足が回転ブラシに巻き込まれて、傷んでしまう恐れがあります。
マイクロファイバーラグをお手入れする際は、回転ブラシ機能をOFFにするか、回転ブラシ部分を取り外してお使いください。
汚れや黒ずみが気になる時は拭き掃除をおすすめします。
部分的に汚れた場合、水を含んで固く絞ったタオルで叩くように拭くと良いでしょう。
さらにお手入れについて詳しい方法を知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
本記事のまとめ
本記事ではマイクロファイバーラグのメリット・デメリットについて解説いたしました。
マイクロファイバーは、人間の髪の毛の1/100~1/1000に相当する非常に細かい繊維のことです。
ふわふわとした極上の手触りが特徴で、ラグや毛布、ブランケットなど肌に触れて使用するものに多く使用されています。
マイクロファイバーのデメリットは以下の通りです。
・耐熱性がやや低め
・ゴミが絡まりやすい
・夏に暑い?
・敏感肌の方は要注意
夏は毛足の短いもの、冬は床暖房対応機能つきと言うように、季節に合わせたラグ選びをすることが大切です。
細い繊維に汚れや埃が絡まることがあるため、定期的に掃除機でお手入れをおこなってください。