防音カーペットは、物を落とした時の衝撃音や歩く音を遮音してくれる優れたアイテムです。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭や、ペットとお住まいの方、楽器を嗜む方は特に、近隣住民とのトラブルにならない為にも防音対策が必要です。
オーダーカーペットなら、隙間なくお部屋全体に敷き詰めることが出来ます。
敷き詰めるとお部屋のどこを歩いても音が響かず、高い遮音効果が見込めます。
今回は、ラグ・カーペットの専門店がお届けするオーダーカーペットならではの防音対策について解説いたします。
防音性に優れた、人気のオーダーカーペットも5選お届けしますのでご参考ください。
オーダーカーペットが防音対策におすすめの理由
椅子の移動する音や、物を床に落とした時の衝撃音の緩和にカーペットは優秀なアイテムです。
パイルがあることで繊維の層が生まれ、落下物や足音などの生活音を吸収してくれるのです。
カーペットが防音効果に優れている理由は、カーペットのパイル(毛足)です。
木製フローリングや塩ビタイルなどの床材に比べて、カーペットは防音効果が高くなります。
その中でも、お部屋の必要な箇所にピッタリと合わせることが出来るオーダーカーペットは、防音対策にとても優れています。
オーダーカーペットが防音対策におすすめの理由はこちらです。
■オーダーカーペットが防音対策におすすめの理由■
- 敷き詰められる
- 凹凸・変形カットが出来る
これから詳しく解説していきます。
敷き詰められる
オーダーカーペットなら、1cm単位で注文できてお部屋の広さにフィットさせることが可能です。
既製の商品では対応しにくい間取りでも、オーダーカーペットならお部屋全体に敷き詰める事が出来て、高い防音効果を発揮します。
集合住宅で下の階の方への防音対策は必須です。
物を落とした時の落下音や、椅子を引く音、歩く音やドアの開閉音などを防ぐために、カーペットを敷き詰めることをおすすめします。
凹凸・変形カットが出来る

オーダーカーペットは、凹凸カットや変形カットに対応できるのが強みの1つでもあります。
カーペットを必要な場所にきっちり敷こうと思う時に役立つのが、お部屋の柱や、角などに合わせてカットできる凹凸カットです。
また、ペットのゲージの周りや、ピアノの下など必要な場所に合わせてカーペットを敷きたい方におすすめなのが変形カットです。
家具を避けて変形カットをしたり、ドアやクローゼットの開閉部分に干渉しないように切り抜くことも出来ます。
既存のカーペットでは合わせることが難しい場所にも、オーダーカーペットなら合わせることが可能です。
またオーダーカーペットでは、カットされた端を切りっぱなしでなく、綺麗に縫製してくれます。
切りっぱなしよりもほつれにくく丈夫で、カーペットを敷き詰めた時の仕上がりに差が出ます。
カーペットの凹凸・変形カットの採寸方法について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
カーペットの遮音等級について
カーペットの防音効果を知る指標として分かりやすいのが遮音等級です。
防音性の基準を知りたい方は、遮音等級をご参考ください。
遮音等級は、防音効果をわかりやすく客観的に数値で表しています。
この章では、遮音等級について詳しくお伝えします。
遮音等級とは?
遮音等級とは、カーペットの遮音性能を表すものです。
こちらが遮音等級の目安を表したものです。
▼遮音等級の目安▼
| 遮音等級 | 歩行音など | 椅子の移動音 物の落下音 |
生活状態 | |
| 新表示 | 旧表示 | |||
| △LL-6 | L-35 | 静かなときに 聞こえる |
まず聞こえない | まず聞こえない |
| △LL-5 | L-40 | 遠くから 聞こえる程度 |
ほとんど聞こえない | 気兼ねなく 生活できる |
| △LL-4 | L-45 | 聞こえるが 気にならない |
食器の落下音・ 大きな動きがわかる |
少し気をつけて 生活する |
| △LL-3 | L-50 | 少し気になる | 歩行音・椅子の 移動音がわかる |
やや注意して 生活する |
遮音等級は、旧表示と新表示の2種類あります。
L値は、日常で発生する音(スプーンを落とす、椅子を引きずった時、足音など)の遮音性を表しています。
2007年から改定された新表示では、△LL-3から始まり、数値が大きくなるほど遮音効果が高くなります。
カーペットに高い遮音機能を求められている方は、△LL-5、△LL-6をお選びください。
客観的に防音効果を知りたい方は、遮音等級の付いているカーペットが安心です。
カーペットの防音効果や遮音等級について詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。
カーペットは防音効果の高い床材

カーペットは、防音効果の高い床材です。たとえ遮音等級のないカーペットであっても、フローリングより防音効果があります。
日本カーペット工業組合の報告では、約9mm毛足のウールカーペットを敷くことで、何もしていない木質の床に比べて、発生音が10~15デシベル下がるとのこと。
音の聞こえが体感では半分程度軽減されると報告されています。
オーダーカーペットは、リビングや子供部屋に敷くことはもちろんのこと、書斎や寝室に敷く方もいらっしゃいます。
カーペットが足音や光を吸収してくれて、静かなプライベートの空間へと導いてくれます。
出典:日本カーペット工業組合「 ダウンロード/新訂カーペットはすばらしい 」.
carpet.or.jp/publics/index/98/file:
防音対策に最適なオーダーカーペットを選び方
防音効果の高いオーダーカーペットを選ぼうと思った時、何を基準にすれば良いのか悩まれると思います。
防音対策に最適なオーダーカーペットの選び方はこちらの5つです。
■オーダーカーペットの選び方■
- 遮音等級
- サイズ
- 厚み
- 毛足の密度
ここでは、防音効果の高いオーダーカーペットの選び方についてお伝えします。
遮音等級
遮音等級は、一つひとつの商品をしっかり遮音検査をして与えられた等級です。
高い防音効果をお求めの方は、△LL-5、△LL-6のカーペット、または、L-40、L35の物をお選びください。
遮音等級は検査に多額の費用がかかるため、商品価格が高くなりやすいです。
一方で、良心的な価格で適用すするため、敢えて検査を受けていない防音カーペットも多くあります。
当店では、遮音等級が付いていないカーペットでも、防音効果が見込める商品に防音マークを付けています。
防音のオーダーカーペットをお探しの際は、数値による遮音等級の等級、防音マークなどもご参考に商品をお選びください。
防音マーク ![]() |
防音マークが付いたオーダーカーペットの一覧はこちらです。
サイズ
≪サイズオーダーできるウレタンラグ ワンダフィ【厚み約18mm】≫
オーダーカーペットのメリットは、お部屋のサイズ、欲しい場所のサイズにぴったりフィットさせられることです。
まずは、カーペットをお部屋全体に敷き詰めるか敷き詰めないかを考えましょう。
次に、お部屋の辺のサイズに合わせて採寸していきます。
凹凸カットのオーダーカーペット 
敷き詰めをご希望の場合は、必要なカーペットのサイズは部屋の角までなのか、または家具の下にも敷き詰めるのかを検討していきます。
オーダーカーペットの変形カットでは、柱や家具、ドアの開閉部分を避けてた全てのサイズを採寸します。
上記を例にするとA~Iまでの辺の採寸が必要になります。
布製品は多少の歪みが発生しやすいです。
部屋に敷き詰める場合は、採寸サイズより1cm程小さくオーダーすることで綺麗に敷き詰めることが出来ます。
カーペットのサイズ目安とオーダー加工の採寸方法についてお知りになりたい方はこちらをご覧ください。

カーペットのサイズ目安とオーダー加工の採寸方法
カーペット選びの失敗で多いとされているのが、カーペットのサイズ選び。 カーペットのサイズ選びで失敗する主な要因は、確認不足とイメージ不足です。 憶...
厚み
カーペットの厚みも防音効果を左右する要素の1つです。
カーペットの厚みがあればある程、防音効果は高くなります。
ウレタンのカーペットなど、カーペットの素材によっては重い家具の下に敷くと型が残りやすいので注意も必要です。
その際は家具の場所を避けた、凹凸・変形カットがおすすめです。
敷き詰めできるウレタンラグ ワンダフィ 
業界初!クッション性の高いウレタンラグをお部屋一面に敷き詰められる『ワンダフィ』。
厚手のウレタンラグを1cm単位でサイズオーダーが出来るので、防音したい場所に隙間なく敷いてお使いいただけます。
家具や柱を避ける、変形カット、凹凸カットも無料で承っています。
サイズオーダー出来るウレタンラグについてご覧になりたい方はこちらをご参考ください。
毛足の密度
カーペットの密度が高い程、防音効果は高まります。
カーペットを選ぶ際は、毛足の密度を示すカーペットの目付量にもぜひ注目してみてください。
目付量とは、カーペットの密度を数値化したものです。
1㎡あたりのパイルの重量を表しています。
目付量が大きければ大きいほど、パイルが多く使われていて、密度が高いということです。
ネットショッピングをご利用の場合は、カーペットのサンプルをお取り寄せされることをおすすめします。
目付量と実際に触った感覚とを合わせて、選ぶと良いでしょう。
カーペットの密度・ラグの特徴についてお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
専門店人気のオーダーカーペット5選
ラグ・カーペット専門店のFROM FLOORがおすすめの人気のオーダーカーペットを5つお届けします。
遮音等級の付いている商品や、当店の防音マークが付いている商品を集めました。
当店の商品についている防音マークは、遮音等級がなくても防音効果が見込めるものです。
1cm単位でのサイズオーダーが可能で、無料で変形カットや凹凸カットに対応しています。
実物を買う前に不安な方は、サンプルを見て毛足の密度や弾力をご確認いただけると良いでしょう。
当店では無料でサンプルをお届けしています。ぜひ直接触ってご参考になさってください。
防音オーダーカーペット『サウンドノラン 江戸間』
| 遮音等級 | 遮音等級ΔLL(I)-6 |
| 機能 | 防ダニ・防音・低ホルム・遊び毛出にくい・床暖房OK |
| 価格 | ¥16,700〜(税込) |
トップクラスの防音効果を誇る『サウンドノラン』は遮音等級ΔLL(I)-6付き。
カーペットを敷いている場所の生活音が、下の階に漏れることがほとんどないレベルです。
基布に厚手の不織布を使用していて、床への衝撃音を吸収してくれます。
生活音をしっかり吸収してくれるので、集合住宅にお住まいの方の防音対策や、ピアノマットとしても有能です。
業界トップレベルの防ダニ機能付きで、ダニを寄せ付けず安心です。
ループパイルの毛足はさらっとしていて心地よく、オールシーズンご利用いただけます。
ふかふかの遮音オーダーカーペット『アレグロ』
| 遮音等級 | 遮音等級ΔLL(I)-6 |
| 機能 | 防音・防炎・制電 |
| 価格 | ¥6,700〜(税込) |
カーペットの基布にウレタンを使用していて、クッション性と防音性に優れた『アレグロ』。
音がほとんど気にならない遮音等級ΔLL(I)-6を取得。
物の落下音や、椅子の移動する音などを軽減してくれます。
マンションにお住いの方は、下の階への防音対策に最適です。
クッション性があるので、リビングや子供部屋に敷き詰めると高い防音効果を発揮します。
また、お子様やご年配の方の転倒の安全対策としてもお使いいただけます。
花粉やダニ対策に最適カーペット『クロスライン 江戸間』
≪遮音等級ΔLL(I)-6 アレルブロック機能付き クロスライン 江戸間≫
| 遮音等級 | 遮音等級ΔLL(I)-6 |
| 機能 | 防ダニ・防音・低ホルム・遊び毛出にくい・床暖房OK |
| 価格 | ¥18,900〜(税込) |
アレルブロック機能付きで花粉やダニなどのアレルゲンを抑制してくれる『クロスライン 江戸間』。
遮音等級は△LL(I)-6で最高レベルなので、物を落とした時の衝撃音や足音などがほとんど気にならないレベルです。
2色の糸を組み合わせて織りなす美しいデザインは立体感があり、お部屋に奥行きとゆとりを与えてくれます。
デザイン性もあり、防音効果も高いオーダーカーペットです。
防音&撥水機能付きタイルカーペット『プルーフ』
| 遮音等級 | 遮音等級△LL-5 |
| 機能 | 手洗いOK・撥水・防ダニ・防音・抗菌防臭・防炎・制電・滑り止め・遊び毛出にくい・床暖房OK |
| 価格 | ¥8,690〜(税込) |
タイルカーペットの『プルーフ』は、遮音等級△LL-5付きで高い防音効果があります。
強力撥水機能付きで、当店が行った実験では、液体をカーペットにこぼして16時間以上カーペットの表面で水滴になり留まっていました。
タイルカーペットだから、廊下やキッチン、リビングなど、どんな場所にもレイアウト可能です。
セルフカットが出来るので、お好きなサイズや形にカットしてご利用いただけます。
敷き替えがとても簡単で、汚れた箇所だけを取って、洗うことができます。
小さなお子様がいるご家庭やペットと暮らしている方におすすめのカーペットです。
オーダーカーペットのデメリットであるお手入れのしにくさをカバーしてくれる一枚です。
ウール100%の国産ラグ『ウールリリー 江戸間』
≪防音・防火・ウール100%カーペット ウールリリー 江戸間≫
| 遮音等級 | なし |
| 機能 | 防ダニ・防音・抗菌防臭・防炎・床暖房OK |
| 価格 | ¥42,900〜(税込) |
防音効果のある『ウールリリー 江戸間』。
遮音等級は付いていませんが、高密度で弾力のあるウールが、落下音や足音をしっかりと吸収してくれます。
安心安全の日本製カーペットはウール100%で、夏はさらっと、冬は暖かくお過ごしいただけます。
形はスタンダードな四角形はもちろんのこと、円形カット・凹凸カット・変形カットに対応しています。
ウールならではの自浄作用や調湿性に優れているオーダーカーペットなので、一年中快適にお過ごしいただけます。
当店のオーダーカーペットの注文方法はこちらをご参照ください。
本記事のまとめ
今回は、防音のオーダーカーペットについてお伝えしました。
オーダーカーペットが防音対策におすすめの理由はこちらです。
- 敷き詰められる
- 凹凸・変形カットが出来る
オーダーカーペットなら、お部屋全体に敷き詰めたり、ピアノの下や廊下など音が気になる箇所に合わせて敷くことが出来ます。
カーペットを広く敷くことで、防音対策になります。
オーダーカーペットを選ぶポイントは、遮音等級や防音マークを参考にしましょう。
カーペットのサイズや厚み、毛足の密度も注目して選ぶと良いでしょう。
防音対策として、カーペットの目付量をご参考に、密度の高い物をお選びください。
遮音効果の優れたカーペットでストレスフリーな快適な毎日を過ごしましょう。













